世界文化遺産政府推薦決定記念イベントを行います!
三池炭鉱関連資産を含む「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」が政府推薦案件として、正式に決定されました。これを記念して、本市に所在する三池港、宮原坑、専用鉄道敷跡をはじめとする三池炭鉱関連資産の記念イベントを実施します。
ぜひ、ご参加ください。
☆三池港一般公開~世界遺産の概要と三池港見学☆
三池港は明治期に石炭輸出港として築かれた西洋式の港であり、日本で唯一閘門式水門をもつ現役の港です。
100年以上前の姿を良好に保ち、かつ現在も閘門などが稼動する点で、世界遺産候補として国内外の専門家から高い評価を得ています。
また、大金剛丸や旧税関庁舎、旧三川電鉄変電所(現サンデン本社屋)など周辺にも近代化産業遺産が多数所在しています。
この機会に、ぜひ、三池港の魅力に触れてください。
当日のイベントの詳細はこちらをご覧ください。
炭鉱専用鉄道ウオーキング& 宮原坑定期公開
三池炭鉱専用鉄道は、三池炭鉱の石炭や資材を運搬するために、明治11(1878)年、最初に馬車鉄道として敷設されました。その後、明治38(1905)年には三池港まで全線開通し、閉山間際まで使われました。
専用鉄道敷が、坑口や工場等と港をつなぎ、三池炭鉱特有の石炭産業景観を形成しており、いまなおその風景が専用鉄道敷を歩くと随所に見られます。
ぜひ、この機会に三池炭鉱の産業景観にふれ、また普段は立ち入ることのできない専用鉄道敷跡を見学してみてください。
☆日 時:平成25年9月29日(日)
午後2時スタート(約1時間程度のウオーキング)
☆受 付:午後1時30分から
☆集合場所:国指定史跡三池炭鉱宮原坑跡敷地内(旧白坑社宅前)
☆コ ー ス:
(スタート)宮原坑 →宮原坑第一竪坑跡 →三池集治監出張所跡(宮原町1丁目公園)
→宮原踏切跡(ここから専用鉄道敷の敷地内へ) →東金ヶ坂橋下 →諏訪川橋梁(Uターン)
→新浄水場(鉄道敷から出ます) →旧臼井社宅 →宮原坑(ゴール)
☆解説:大牟田市文化財担当職員およびボランティアによる解説を行います。
☆参加費:無料
☆申し込み:事前申し込み不要です。
当日直接、集合場所(旧白坑社宅前)にお越しください。
☆公共交通機関:西鉄バス早鐘眼鏡橋下車、徒歩7分
☆駐車場:あり(宮原坑駐車場をご利用ください)
◇◇同時開催 宮原坑跡定期公開◇◇
明治31(1898)年から出炭を開始した宮原坑は、明治期の石炭採掘技術の分かる貴重な施設であり、現在、第二竪坑施設が国指定史跡・重要文化財となっています。
鋼鉄製竪坑やぐらと、レンガ造巻上機室がいまもなお保存されており、当時の様子が忍ばれます。当日は室内も見学できますので、ぜひ、お立ち寄りください。
☆公開時間:毎週日曜日 午前10時~午後5時
☆公共交通機関:西鉄バス早鐘眼鏡橋下車、徒歩7分
☆駐車場:あり(宮原坑駐車場をご利用ください)
☆その他:見学は無料です。事前申し込み等必要ありません。
現地では、ガイドによる説明もあります。
鉄道敷クリーンウオーク チャレンジデー2013 を実施します!
毎年5月の最終水曜日に世界中で行われるチャレンジデーに、大牟田市は今年も参加します。
その一環として、国指定史跡三井三池炭鉱跡専用鉄道敷跡で、
清掃活動(ゴミ拾い)をしながら、ウオーキングを行います。
途中、文化財専門職員による詳しい鉄道敷の解説もあります。
世界遺産本登録を目指している三池炭鉱の専用鉄道敷跡を、是非、この機会に歩いてみませんか?
日 時 5月29日(水曜日) 午前10時 国指定史跡 宮原坑跡集合
内 容 宮原坑跡周辺からスタートして、専用鉄道敷跡を清掃活動(ゴミ拾い)をしながら、ウオーキングします。 (時間は2時間程度です)
申込み 不要(直接、当日、宮原坑跡へお集まり下さい)
参加費 無料(参加賞もあります)
服 装 歩きやすい服装とタオル・水筒をご持参下さい。
その他 清掃道具(ビニール袋等)は、現地でご用意します。
※雨天の場合は中止となります。
お問い合わせ 大牟田市世界遺産登録・文化財室 (電話0944-41-2515)
☆詳しくはこちらのチラシをご覧ください。
☆大牟田市では、その他にも、チャレンジデーの当日に様々なイベントを行います。
詳しくは、こちら↓↓をご覧下さい。
http://www.city.omuta.lg.jp/kyouiku/bunkasports/jouhou/2013-0416-1143-561.html
5月3・4・5・6日も宮原坑跡、旧長崎税関三池税関支署が公開しています。
国指定史跡 三井三池炭鉱跡宮原坑跡と、市指定文化財(建造物)の旧長崎税関三池税関支署の定期公開が、5月から毎週日曜日となります。
また、5月3・4・5・6日の連休中も公開しています。
○旧長崎税関三池税関支署の公開の様子です。
外観です。今日はお天気もよく、行楽日和です。
事務室内に入ると、様々な展示が行われています。
平成23年度に行われた修復工事の様子が展示されています。
「日本の近代化産業遺産群-九州・山口及び関連地域」のパネル展示です。
三池炭鉱関連の近代化産業遺産は、世界遺産本登録を目指しています。
室内からは、三池港の渠内岸壁が遠望できます。
ここから、三池炭鉱の石炭が国内や海外の船に積み込まれ、日本の近代化のエネルギーとなりました。
旧税関庁舎の裏側に行くと、当時の鉄道敷きの線路も残っています。
よくみると木製の枕木も確認できます。
建物の歴史的な価値や世界遺産本登録に向けた取り組みを紹介しています。是非、お立ち寄り下さい。